太宰治の人生のお話なのね。この前の映画とか聞いたことある話ではほとんどが啄木と愛人たちの事だよね。でも、この話は、愛人たちとの話じゃなく、とある話ではほとんどが啄木と愛人たちの事だよね。でも、この話は、愛人たちとの話じゃなく、上京して知り合った左翼の仲間との死ぬまでの関わり合いのお話。この二人は実在の人物じゃないよね。きっと。調べても出てこないもの。この時代左翼運動するって本当に悲惨だったらしい。「治安維持法」ってとんでもないものらしかったものね。三人のうち太宰はすぐに脱落。もう一人はコメディアンに才能あったみたいで役者になる。ばらばらになるかと思うと、なんとなく巡り合ったりする。このなんとはない関係が面白い。ま、ありそうもないけどあったら面白い。
井上作品って本当に起承転結の結まで納得できる話だよね。
